数日前Twitterで、芸能人などの葬儀をテレビが大きく取り上げることに疑問を呈している方がいました。
その人が問題視していたのは、ワイドショーというより、ニュースですけどね。
テレビがこうしたものを取り上げるのは、当然視聴率の面で「おいしい」からでしょう。私は、こうした風潮そのものは問題ないと見ています。いや、好ましいとすら思っています。
テレビやスクリーンを通じて親しんでいた人が亡くなった。となれば、葬儀だろうが追悼番組であろうが、見たい気持ちになるのは自然なことなのではないでしょうか。親類や近所の人より、芸能人や文化人の方が時として身近に感じられる。それが現代人の心性なんだと思います。いいとか悪いとか言っても仕方ありません。
私について言えば、疎遠な親類や音信の途絶えた同級生より、いつもブログやTwitterを見ている人が亡くなった時の方が、衝撃を受けそうな気がします。
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