学問的・理論的ではありませんが、次のような説を考え、Twitterにpostしました。
どれだけの人を満足させ、「ため」になっているか。その範囲の広がりによって、企業の成長・発展段階を類型化したものです。
私の主観ですが、企業全体の3~4割は「売り手だけ良し」、5割強が「売り手良し・買い手良し」で、「売り手良し・買い手良し・世間良し」なのは、1割以下じゃないでしょうか。大多数の企業にとって最後の段階は見果てぬ目標ですし、そもそも目標としていない企業も少なくないでしょう。
そして最悪なのは、企業としては「売り手良し」であっても、実際に仕事をしている従業員は全然ハッピーじゃないケース。世に言う「ブラック企業」というのは、まさにこういう会社のことを言うのでしょう。
さて、こうして見てみると、より下位の発展段階にある企業が、より上位にある、もしくはより上位に行こうと目指している企業を批判したりバカにしたりするのは滑稽であり失礼千万なことだと思えます。確かに「実績」がある者は口先だけの者よりエラいかもしれませんが、まだ成長の余地があるにも関わらず、そのレベルに甘んじるのは、見苦しいというしかありません。