ある方がTwitterで、こんなことをつぶやいていました。
在宅介護者が利用するサービスは、年末年始にことごとくお休み。そのため、介護する者にとっては辛い時期だと。
私が子どもの頃は、正月は世の中全体が「お休み」という感じでした。父親はスーパーマーケットに勤めており、2日から出勤するのが通例でしたけど、これは世間的には特殊なことだと思っておりました。これは私が社会人になってからも同様で、まだまだ正月休みというのは一般的だったと思います。
ところが最近は、元日はともかく2日3日となると、正月らしさは急速に薄れて、日常が戻ってくる感があります。松が明けるまでというのは論外としても、正月3が日をゆったり休む人というのは、働く人の中ではすでに少数派になっているんじゃないでしょうか。
こうした流れを、けしからんこと、嘆かわしいことと捉える向きもあるでしょうが、私は仕方のないことと思います。それぞれの業界が厳しい競争下にあるわけですし、まとまった休業は顧客に迷惑や不便を及ぼすことにもなりかねません。これからは、何年かに一度ゆったりした正月を迎えられれば上等、という風になるのではないでしょうか。
もちろん、介護の世界にもいずれそれは及ぶはずです。冒頭のつぶやきを、いつか「懐かしい」と思い起こすことになるんじゃないでしょうか。