2010年を占う

投稿者: | 2009-12-26

今年もあと5日あまりとなりました。

勝手ながら、来年私が興味を持つ分野でどんなことが起こるか、予想してみたいと思います。

遺言業界
まず、注目は非嫡出子の相続差別を定めた民法(第900条4項)の規定が改正されるかどうかが注目されます。民主党や社民党の思想からすると大いに進みそうな気もしますが、政局の不安定な状況が続くと、それどころじゃないかもしれません。

次に、今年コクヨが発売した「遺言書キット」。同商品は引き続き売れるでしょうし、真似をした「キット」状のものも次々出てくるでしょう。一般向けの遺言ガイド本では、必須のアイテム、みたいになるかもしれません。

個人的には、エンディングノートともども、こうしたモノがテレビなどにたびたび取り上げられて、「遺言ブーム」が到来することを期待したいものです。

あとこれは勘ですが、尊厳死など終末期医療に関わる意思表示が、かなり定着するのではないかと思います。「法制化」は、たぶんないでしょうけど。

葬儀業界
今年も進んだ「小規模化」は、来年も引き続き大きなトレンドであり続けるでしょう。景気不振ともあいまって、直葬の浸透が一気に進むことも、考えられなくはありません。大都市部では、「半分が直葬」という事態がひたひたと迫っていると思われます。

そんな中、事業を続けられなくなる葬儀屋さんも、出てくるでしょうね。恐らく今後しばらく続くであろう葬儀屋大量倒産時代の幕開けの年になりそうです。

ただ一方では、直葬の施行例が増えていく中で、直葬のデメリットのようなものも浮き彫りとなってくるのではないでしょうか。要は「あっさりしすぎ」ということですけど。結果、揺り戻しというか見直しの動きが、一部に出てくるかもしれません。こちらは、要注目です。

Web
さて次に、これは私のお仕事分野じゃありませんが、Webについても一言。来年は、今年も既に始まっているクラウド化、モバイル化、ソーシャル化といった流れが、さらに強まり、広く浸透する年になりそうです。その中から、全く新しいサービスやアプリケーション、活用法が出てくるかもしれません。

個人的には、来年もさらにGoogleにハマりそうです。Android携帯を買うことはほぼ決めていますし、Chrome OSを搭載したネットブックにも興味があります。そしてWaveも、広く使われるようになればその真価が見えてくるのではないでしょうか。

その他では、電子書籍の動向に関心があります。来年は日本における「電子書籍ビッグバン」の年になりそうな気配が、ありありですので。年末の頃には本代の半分が電子書籍代に! なんてところまで行ってたら、スゴいんですけどね。

政治・経済
さて、最後にこの点。まず、景気はかなり悪化する気がしています。民主党政権の政策がダメダメだし、国民の心理がひどく萎縮している。結果、政治も不安定な状態が続くんじゃないでしょうか。鳩山氏が参院選までに退陣するのは確定的として、次に総理となる人も、盤石な政権を築けるかどうか、疑問です。

みんなの党、志民会議(「よい国つくろう!」日本志民会議)には期待し、応援しています。両者にはこの政治の低迷をバネとして、活動を大きく広げていってもらいたいものです。

ともあれ、良いお年を!(このブログは、本年最後じゃありませんけどね~)

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