昨日のネットで大きな話題になったことの一つが、従来「Googleフォン」と噂されていた「Nexus One」の発表でした。
いわばGoogleがHTCに造らせたこの端末、革新性という点ではiPhoneの足下にも及びません。けれども、スマートフォンの歴史において、あるいは、携帯インターネット端末の歴史において、画期的な一歩となったことは間違いありません。
Android携帯の魅力は、オープンであること、Googleのサービスに最適化されていること、この二つでしょう。メーカーや機種を選べることは前々からわかっていましたが、「Nexus One」ではキャリアも選べるようになっています。先走りすぎかもしれませんが、いずれはAndroid携帯によって、ネットに常時接続、音声通話はWebアプリケーションの一つに過ぎない、という状態が現出するのでは、と期待してしまいます。
これからは誰もが複数のインターネット端末を持つ時代になります。これは、確実。その時、インターネット接続手段を「持ち運び」できたら、とても便利で、しかも経済的じゃないでしょうか。現状は、プロバイダ料金、固定電話料金、携帯電話料金で占めて1万円弱、毎月払っています（きっと、少ない方ですよね。）。でもこれが、たとえば月々３千円ほどで済むなら、とてもありがたいことです。コンテンツなどに支払う余力も増すというものです。
ともあれ、今年はAndroidの当たり年になるのは確実。ソニー・エリクソンの「XPERIA X10」にするか、Nexus Oneにするか、はたまたシャープの端末にするか、今から楽しく悩み中です。