「業界」が滅びる

投稿者: | 2010-02-24

よく「企業の寿命は30年」と言われます。

これからは、「”業界”の寿命は30年」という風になるのではないでしょうか。いや、もしかするともっと短いかもしれません。

ここのところ、滅びつつある業界が目に付いてきました。CDショップ業界。百貨店業界。紙の本の出版・流通に携わる業界や、ビデオレンタル業界も、いわば風前の灯火です。自動車業界は電気自動車が普及すれば業界構造ががらりと変わるだろうと言われていますし、ここへ来て総合スーパーも「落ち目」に入ってきた感があります。

個々の業界については、今後もこのブログでネタにしていくことがあるでしょう。ここで言いたいのは、時代の変化が速くなり、またネットやデジタル化がいろんな産業に多大なインパクトを与え始めており、これから業界の滅亡、ないしは劇的な縮小を目にする機会は増えるだろう、ということです。

正直、見ものとしてはこれらは楽しいものです。落城のシーンは、人を感動させるある種の「美」がありますからね。ただ、当事者はそうも言っていられません。業界の衰退は宿命なのかそうでないのか見きわめ、そうでないと思うなら、全力で抗うべきでしょう。自ら革新を起こす、というやり方で。

ただ、もし宿命的なものであるとするなら、転身も視野に入れるべきかと思います。マーケティングの本でよく語られるように、人が欲するのは穴を開けるものであってドリルではない、とするなら、いつまでもドリルを造ったり売ったりすることにこだわるのは愚かだからです。

業界がバンバン滅びる時代。それを「面白い」と思える人じゃないと、これからを生きていくのはしんどいかもしれません。

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