かねてよりパソコンの主な利用目的として、アイデアなどいろんなメモのたぐいを記録・保管するというものがありました。
かなり長い期間、そのためにIdeaTreeというアウトラインプロセッサを使っておりました。テキストを階層構造で管理できるところが、とても気に入っています。
ただ時代は「クラウド」。データがローカルのハードディスクにしか置いておけない、というのは何かと不便で、バックアップのことなどを考えると危険とも思うようになってきました。現に一度、ハードディスクが突然壊れたために古いデータをいっぺんに失ったことがあります。IdeaTreeそのものは着実にバージョンアップを重ねており、継続しての使用には何の支障もないのですが。
で、去年の4月くらいから使い始めたのが、Evernoteです。こちらは、クラウド型の万能メモサービスといったところです。下記画像のようなデスクトップクライアントもあるので、ブラウザからでもクライアントからでも利用することができます。
料金ですが、月々40MBまでの転送なら無料です。制限の少ないコースは月5ドルの有料となっており、いわゆるフリーミアムのモデルを採っています。
このEvernote、名前からもわかるようにずっと使い続ける万能メモ帳、といったところです。テキストだけでなく、画像や音声など、さまざまなデータを載せることができます。「あらゆる情報をEvernoteに一元化しよう」とよく説かれていますが、それも理由のないことではありません。私は、そこまでしようとは今のところ考えていませんけど。
参考記事:Evernoteへ全ての情報を集約しよう! – めざせ!へなちょこ脱出
現状、私の主な用途は次のようなものです。
- 日記、というか日誌
- アイデアメモ
- よく使うリストを保管
- 人生の計画を立てる
- 気になる記事や言葉をクリッピング
Evernoteの特徴は、ノートブックとタグという2つの切り口で個々のノートを整理できるということ、強力な検索機能があるということです。
いずれは、生活にまつわる情報、仕事に役立つ情報を、できるだけこれに集約していこうか、とも考えています。もちろん先述のように、それほど「こだわり」はないので、他に適した単機能ツールがあれば、それとの使い分けを考えていきたいと思います。ともあれ、遠からず月5ドルの「プレミアム」を契約しちゃうことでしょうね。
ちなみに、私は近々スマートフォンを手に入れる予定です。現状Twitterと並んでEvernoteを、一番利用することになりそうな気がしています。半年後、あるいは一年後には、進化した「Evernote活用術」をご披露できるものと確信しています。