孫正義という男

投稿者: | 2010-04-24

近々ソフトバンクユーザーになる予定の私。

そんなこともあって、孫正義という人物、起業家に対する注目度が増してきています。Twitterでも、存在感、発揮していますしね。

数日前には電子書籍「志高く 孫正義正伝」を購入、現在3分の2ほど読んだところです。

そして昨日は楽天・三木谷浩史社長とのシンポジウム「国民の、ITによる、日本復活」をUstreamで視聴しました。もちろん、生で。

で、その勢いを買って、さきほどはニコニコ動画で「3月29日孫正義LIVE2011」を観ました。2時間あまりの動画ですが、これも一気に視聴。

孫さんのスピーチは、分かりやすく、時にユーモアもあって、とても聞きやすいです。そして何より、これまでの事業の実績と、崇高ではっきりしたビジョンが、無類の説得力を生んでいます。「カリスマ」という形容詞は、全然大げさじゃないと思います。

現代の日本において、スピーチによってこれほど人の心を動かせるのは、少し前の小泉首相と、そしてこの孫正義という人くらいなんじゃないでしょうか。

彼を共感し、尊敬するのは、一つには、志を持って生きるということを訴えると同時に、自らの人生で体現していること。私なんかとはスケールというか土俵が違いますが、まさにお手本です。そしてもう一つは、「デジタル情報革命」というその志の中身です。インターネットによって、デジタル機器によって、人や社会やあらゆる機器がつながれば、きっと社会は良くなる、という確信を、彼の全身からひしひしと感じます。

一連の言動を見てみると、孫正義という人は、ソフトバンクの絶対的な広告塔だな、と痛感します。一部ではソフトバンクケータイのことを「禿電」と言いますが、言い得て妙ですね。同時に、彼がいなくなったらソフトバンクグループは瓦解してしまうのではないか?とも思います。さすがに孫さん自身もその辺のことは考えているようで、この夏にソフトバンクアカデミアという企業内大学のようなものを設立、自らがその校長になるつもりのようです。

創立30周年の今年、6月の株主総会でグループの新しいビジョンが発表される由。もしUstreamで中継されるなら(きっとされると信じていますが)、ぜひ観たいものです。

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