ネット接続端末は増えるばかりだが

投稿者: | 2010-04-28

かねてより注目していたHTC Desire、ソフトバンクからX06HTとして昨日発売されました。

3月28日の発表直後に動画レビューを観て一目惚れ、それまで買うと決めていたXperiaは見送った私ですが、Desire入手には積極的に動きませんでした。「発売後に簡単に手に入るだろう」と考え、予約などしていなかったのです。

ところがふたを開けてみれば、どうやら出荷量自体が少ないらしく、正式な発売日や価格が発表された時にはすでに初回出荷分は完売。完全に出遅れてしまいました。Desireを自分のものにできるのは、来月の後半か下手すると6月にずれ込みそうです・・・。

それはさておき、このDesireというスマートフォン以外にも、今年はiPadにKindle、そして実態はまだわかりませんがChrome OSを搭載したネットブックなりタブレットPCも発売される予定です。とにかく欲しくなるデジタル・ガジェットには事欠きません。というか、全部欲しいくらい。

で、問題になるのが通信料です。これらの機器一つ一つについて通信の契約をしていたら、煩雑であるのはもとより、何よりコストがかかります。機器の値段もさることながら、ランニング・コストがかさむということが、こうした機器が普及する上でののボトルネックになる気がします。

個人的夢想を言えば、一人の人間が使うネット接続端末は、それが5つになろうと10になろうと、一切合切で月々3,000~4,000円程度に収まってくれるとうれしいです。速度もある程度は必要ですが、それ以上に、このコストという点、そして出先でも使いたいのでエリアの広さ、という点が重要です。

「光の道」などという話が一部で話題になっていますが、速さという価値以上に、安さ・便利さという価値を追求してもらいたいものです。ネット接続に掛けるコストが抑制されれば、その上で展開されるサービスやコンテンツに支払う余力が増すからです。

ついでに言うと、電話なるものもネットの一つのサービスに発展的解消して、上記の4,000円ほどの料金の範囲内でまかなえるといいですね。そしてもっと言えば、高速の接続が必要な場合は、一時的にいわば特急料金・グリーン料金を払って享受できる、という風だともっといいですね。たとえば高画質の動画を送信したり受信したりする場合とか。

ともあれ、あらゆる機器がネットにつながり利便性が等比級数的に増すような時代が来ようとしているのに、通信の契約・料金体系は恐ろしく前時代的だな、というのが今の実感です。

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