Appleぎらい

投稿者: | 2010-05-10

iPadの予約受け付け開始、週刊ダイヤモンドのApple特集と、今日はさながら「Appleデー」でした。

今どき珍しいでしょうが、私は一部のソフトを除き、Apple社の製品を使ったことがありません。Mac、iPhoneはもとより、みんなが使っているiPodに至るまで。その意味では、筋金入りのアンチAppleと言っていいと思います。

なぜそこまで毛嫌いするのか。あえてまとめると、次の3つでしょうか。

1.企業姿勢が嫌い
傲慢で閉鎖的、そして気取った企業姿勢が大嫌いです。スティーブ・ジョブズというトップについても、スゴい人であることは認めざるをえませんが、全く好きになれません。この点では、Microsoftやビル・ゲイツの方に、大いに好感を持っています。Microsoftもいろいろえげつないことやっていたようですが、Appleに比べればかなりましでしょう。最近のポルノやFlash排除の動きも、それ自体は一企業の判断として是非もないことですが、やり方がいかにも乱暴じゃないでしょうか。

2.「信者」がウザい
実はこれも結構大きい理由です。Appleには信者としか言いようのない熱狂的なファンがいます。その人たちの盲目的賛美が、とにかくウザい。昔パソコンが普及し始めた頃、会社の先輩にちょうどそんな信者がいて、それ以来、この思いを引きずっています。最近も、iPhoneを「あいぽん」とか呼んでる人を見ると、虫酸が走ります。

3.「自由」「オープン」という自分の理想の対極にある存在だから
決定的な理由が、これ。Apple製品を使う人はいい気分になれるかもしれませんが、Appleが栄えることは決して世の中を良くしないと思います。この点では、Googleとは真逆の存在と、私は捉えています。

さてそんな私も、今回発売されるiPadには大いに関心を持っています。雑誌中心に電子書籍端末としての可能性は確かに魅力的ですし、そろそろ「食わず嫌い」はやめにしたほうがいいかも、と思い始めたからです。3番目の理由がある限り、信者にはならないと思いますが、何ヶ月か後には「Apple製品のすばらしさ」といったお題でブログ記事を書いているかもしれませんね。

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