ネットは、21世紀の今、水道や電気なみの「インフラ」

投稿者: | 2010-06-05

Wi-FiモデルのiPadを買って以来、「お外でどうやってネットにつなぐか」が大きな関心事となりつつあります。

まぁ、まだiPad自体は家から持ち出したことないんですけどね。

で、以下のようなことを考えました。

そう考える背景には、以下のような「未来予想図」があります。

人々は複数のデジタル情報端末を使い分けるようになる
もうすでに、自宅パソコン、会社パソコン、それに携帯電話、くらいは常識ですね。そしてこれからはタブレット型なりノート型のモバイル・コンピュータも急速に普及する見通しですし、さらには単機能のデジタル情報家電もネットに接続するのが当たり前となるでしょう。

データやコンテンツは、クラウドに置かれる
上記の結果として、特定の機器への「ひも付け」がほどかれていくと思われます。一つが、これ。自分の持つ機器を必要に応じて選択し、データやコンテンツにアクセスする。有線のケーブルを使って「同期」するとか、もはやナンセンスですから。

端末ごとにネット接続のための契約をするのは、不合理
もう一つが、これ。機器ごとにネット接続の契約をするのは、コストの点でも、管理の煩わしさという点でも、不合理です。これからは、一家に一つ、宅内のネット接続のための契約、そして個人ごとのモバイルネット接続の契約、それぞれ一つずつに集約されるんじゃないでしょうか。一人暮らしなら、両者をまとめてしまうこともあるでしょう。

ともあれ、表題に付けたようにネットは、21世紀の今、水道や電気なみの「インフラ」です。ネット接続の「最適解」を模索する動きは、まだまだ続くことでしょう。我々ユーザーの側も、どうあるべきか、どうあってほしいかを考え、関連する事業者にどんどん要望をぶつけていくべきじゃないでしょうか。それは自分たちのためでもあるし、後の世代が快適な社会生活を送るためのお手伝いでもあります。

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