昨日Twitterで、数人の有名人の方が、この話題で盛り上がっていました。
結婚制度なんて時代遅れで意味がないから、なくしちまえ、というわけです。
時折こうした勇ましい(?)議論が出てくるのですが、私は基本的に、昔から続いているものは維持する方向で、と考えます。仮に結婚制度に不都合や現実との齟齬が生じているなら、手直しを施せば良い。いろいろやってみて「どうにもならん」となった時に初めて、結婚制度の解消を考えればいいんじゃないでしょうか。
とはいえ、思考の実験として「もし結婚制度がなかったら」を考えてみるのは、悪くはないと思います。子供が論じるのは難しいかもしれませんが、ディベートの論題にしてみるなんてのもいいかもしれませんね。
私なりに、結婚に関して論点となりそうなことを挙げてみます。
まず、結婚制度を残すという前提であれば
- 同性婚を認めるかどうか
- 重婚を認めるかどうか
- 離婚をしやすくするかどうか(逆に、事実婚に一定の正統性を与えるのか)
といったところが問題になりそうです。
一方、もし結婚制度を廃止するとなったら、
- 子供の扶養
- 相続
あたりが大問題になりそうです。え、大した問題じゃないって?
結婚制度に反対しています!
結婚したくないです!
独身願望です☆
廃止してほしいです・・・・。
独身を貫くのは、今でも自由ですよー。
制度として廃止するというのは、次元の違う話でありまして。
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