リバタリアニズムが人気になるには

投稿者: | 2010-11-07

Twitterで「リバタリアン」とか「リバタリアニズム」で検索、つぶやきを日々チェックしています。

目的は2つあります。一つは、リバタリアニズムに関わる興味深い議論やネタを見つけること。そしてもう一つは、リバタリアンの人を見つけて、フォローすること。

ところがどっこい、このキーワードに引っかかってくるつぶやきの過半数は、リバタリアニズムを批判したり中傷したりするたぐいのものなんです。なのでリバタリアンの私としては、むかっ腹が立つことが少なくありません。「自由主義」でやるともっとひどくて、「自由主義」が引っかかるために、7~8割はネガティブな言及ですよ。

残念なのは、多くの方がリバタリアニズムの何たるかを理解していないか、誤解と言ってもいいくらい極めて偏った理解を元に、リバタリアニズムをこき下ろしているように見受けられることです。例のマイケル・サンデル教授の「ハーバード白熱教室」ではリバタリアニズムは批判的に言及された感じなのですが、それすらもまだリバタリアニズムの認知度を高めてくれたと、感謝したいくらいです。

で、私としてはこんなことを考えました(6日のツイート)。

リバタリアン(特に若い世代)を増やすには、どうしたらいいでしょう?私の提案は、経済学の基本的な概念や考え方を、もっと一般に普及させること、ですかね~

もちろんリバタリアニズムの言説自体を流布させられればいいのですが、そもそも今どきの若者の多くは、それを受け入れる素地がありません。その素地を作るには、上記のような知識の注入が必要なのではないかと。

でも本音を言えば、サンデルばりにイケた風貌のリバタリアン言論人が登場して、テレビやネットで活躍してくれるのが、一番効果的かもしれません。ネットですでに「スター」と言えるようなリバタリアン言論人が何人もいて、私もブログなどを購読しているのですが、テレビに出て活躍しそうな人はいませんねー。

あえて言えば、みんなの党の山内康一氏でしょうか。

衆議院議員 山内康一 Official Website

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