「仕事がデキる人」と言ったとき、皆さんはどんなタイプを思い浮かべるでしょうか?
言い方や表現はまちまちでも、大まかに言って「気が利く人」を思い浮かべるのではないでしょうか。気働きできる人、とでも言いますか。
でも私は、そのレベルはほんの序の口だと考えます。本当に仕事のデキる人は、そんなもんじゃ済まないんだよ、と。身近にそういう人がいるわけでもないし、私自身がそうだというわけではもちろんないのですが。
そんな思いで、このツイートをしました。
「仕事ができる人」3段階。気が利く人→チームの成果を最大化することに貢献する人→チームが成果を上げ続けられる仕組みや文化を生み出す人。最初のを「デキる!」とか言ってるようじゃ、甘い、甘い。
個人でできることには限界があります。だからこそ、チームや組織を動かすエンジンになれる人は、優秀な個人以上の存在です。そしてなお、当該の人がそこを抜けても動き続けるものを残せたなら、貢献度はさらに何倍にもなります。さすがに、ここまで成し遂げるのは至難の業でしょうが。
さて、そう考えると個人としては有能かもしれないが、チームの「空気」を悪くするような人って、いるじゃないですか。ああいうのはあまり評価できないんですよ。それくらいなら、凡庸な能力しかなくても「あの人がいると、みんながやる気になるよね」といった人の方が、いいです。