「半分がクズ」かどうかはわかりませんが、SEO屋にひどい業者が多いのは事実なのでしょう。
SEO 屋の半分はクズだ。(SEM酒場)
単に実力がない/頭が悪いものから、悪意を持ってスパムに手を染めるものまで実態はさまざまのようだが、あからさまなクズが近年とみに目につくように感じる。株式投資でいうと、ファンダメンタル分析の発想を持たず、目先の情報だけをもとにデイトレに狂じているようなイメージだろうか。
SEOなるサービスというかビジネスそれ自体が、こうしたクズ業者の跋扈を許す環境にあるのは確かでしょう。そもそも検索エンジンというWebサービスに寄生する存在である点。低資本で始められるので、零細な業者が多い点。供給側と需要側に情報格差がある点。など。
ですが、クズが多いのはどの業界も程度の差はあれ、同じだと思います。
- 満足なサービスを提供できるだけのレベルに達していない
- 目先の儲けのために、消費者が損するようなサービスを提供している
という点は。
こうした弊害を少しでも減らすために、同業者による相互批評・相互批判がもっと活発になればいいと思います。もちろん、単なる誹謗合戦になっては困るので、ダメ出しはきちんと根拠を挙げて行うことが必須ですが。
業者自身による宣伝の情報も結構ですが、それに劣らず、ネガティブな情報も入手できる。それが、21世紀の消費者にとっての理想環境となるはずです。もちろん、それをわきまえた上でサービスを利用するのは、「自己責任」ということになります。