電子化された地域通貨で、地域活性化!

投稿者: | 2011-01-30

まぁそんなにうまく行くものではないかもしれませんが、大いなる可能性があるのではないかと、にらんでいるのであります。

地域通貨は2000年頃にブームのようなものが起きたのですが、その後あまり広がってはいないようです。中にはやめてしまったものもあるかもしれません。ネックの一つは、利用が煩わしいことなのではないでしょうか(小さなコミュニティで親睦を深める分には、その方が良いのだ、とも言えますが)。

通常地域通貨は、通帳みたいなものだったり、「子供銀行券」的なおもちゃの貨幣だったりします。電子化されれば、いろんなアプリケーションや機器なども開発されて、使い勝手ははるかに向上することでしょう。「円」の電子化についても同じことは言えますが、可能性の伸びしろという点では、地域通貨の方に分があると思うんです。

それは、地域のさまざまな活動と結びつき、社会的な互恵関係・互酬関係の「メディア」として機能するだろうからです。電子化された地域通貨が、地域の取り組みに使われる。取り組みが活発化する。ますます地域通貨が「使える」ものになる。好循環が生まれることが、期待できます。たとえるなら、流行るお店の品揃え、メニューがますます豊富になるようなものですね。

地域活性化を考える人は、ぜひ地域通貨も視野に入れておくべきでしょう。ついでに言えば、地域SNSも。後者については、また改めて書きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください