Twitterを1,000日やってわかったこと

投稿者: | 2011-01-31

少し日が経ってしまいましたが、先週の木曜日にTwitter歴が晴れて1,000日を突破しました。

Twilogというサービスのおかげで、自分のTwitterでの活動をいろんな数字で把握できるんです。Twitterユーザーの方は先刻ご承知と思いますが、まだ利用していない方はぜひ使うべきですよ。

これまでいろんなWebサービスを使ってきましたが、飽きたりして利用をやめてしまうものが少なくありませんでした。Twitterはそれらとは全く違いますね。もはや生活(特にネット生活)の一部。Twitterがサービスをやめれば別ですが、そうでない限り、一生にわたって使い続けると思います。

1,000日超えという節目に、現時点でのTwitter観のようなものをまとめてみようと思います。

TL(タイムライン)は自分で作るもの
現在私がフォローしているのは2,060人ほどです。いわゆるbotや企業アカウントも含まれていますので、生身の人間が2,060人というわけではありませんが。これまでフォローしたことのある人は、これより100人、200人はいると思います。

でも、その人のつぶやきを見るのが不快といった理由で、フォローを解除したケースが少なくないんですね。考え方が自分と近くても、他人を罵ったり、言葉遣いが乱暴な人は、イヤです。Twitterのタイムラインは日常的に眺めるものですので、日常的に不快にさせられる人にはいてほしくないのですよ。どうしてもその人の発言をチェックしておきたいという場合には、別の「リスト」という機能だってありますし。

いずれにしろ、自分のタイムラインは自分で作るもの、もっと言えば耕すものだと思います。昔の人は「本棚を見ればその人のことがわかる」と言ったものですが、現在ではさしずめ「Twitterのタイムラインを見ればその人のことがわかる」という風になるんじゃないでしょうか。

自分の関心が「見える化」
さてそのようにして集まった2,060人、中にはフォローいただいたお礼に何の気なくフォロー返しした方も含まれていますが、多くは何らかの共通の関心をお持ちの人たちです。そんな人たちのつぶやきを見ていると、自分の関心が強化され、あるいは広がって行く感覚を覚えます。

ちなみに私のフォロー相手には「葬儀・供養関係」「遺言相続関係」「医療福祉関係」「仏教関係」そして芸能人・スポーツ選手・経営者・政治家・作家といった著名人がいます。他に電子書籍、スマートフォン、社会起業家などに関心があることを表明されている方やリバタリアンを自称されている方などがいます。

私が普段使っているHootSuiteというTwitterクライアントでは、タイムラインの横に「遺言、相続、葬儀」で検索したツイートを表示させています。正直、これで自分にとってTwitterの世界が大きく変わりました。自分に関心のあるツイートが刻々と飛び込んでくるんですよ!できればTwitterやっているみなさんに、自分の関心ある単語一つを選んで、同じことをやっていただきたいですねー。そして、興味深いツイートがあればどんどんリツイートする、と。

生活実況には自他ともに興味がない
tweetが「つぶやき」と訳されたので、Twitterとは生活のこまごましたことを実況するメディアだと思われているようです。「今・・・している」といった。でも私は自分でもあまりこういうツイートはしませんし、他人のそれにもあまり興味がありません。何か好奇心を刺激してくれる「味付け」があれば別ですが。

それと関連してTwitterの代名詞とも言える「なう」、自分では一度も使ったことがありません。ちょっと意固地すぎるかもしれませんけどね。

ブログと相乗効果
Twitterをやり始めて、ブログというメディアの特質や長所がわかった気がします。どちらが優れているとか、どっちをやるか、ではなく、要は両者の持ち味をそれぞれ活かせば、相乗効果が期待できますよ、ということなんだと思います。

Twitterは字数に制限がありますし、基本的に分単位で「流れていく」メディアです。それに比べればブログは、もう少しきちんとした「文」を置いておけます。Twitterだけしかやっていない人がもしいるなら、Twitterのログの格納場所として、そしてツイートでは意を尽くせない長文を書く場として、ブログを開設しておくべきです。同様に、ブログやっているのにTwitterやっていない人も、文にならない思考のはけ口として、さらにブログへの導線としてTwitterも活用するべきです。

前からの私の持論なのですが、21世紀、ソーシャルメディア上に存在感のない人は、よほどの有名人でもない限り、社会的に存在しないも同然となることでしょう。この思いは、最近ますます強くなって来ています。

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