ソフトボールの優勝、万歳!

投稿者: | 2008-08-22

昨日の決勝・対アメリカ戦、試合を通して観戦しました。

マウンドには「絶対エース」ともいうべき上野由岐子投手。相手の4番打者だけには、どんな球を投げてもホームランされそうな雰囲気が漂っていましたが、その他の打者には自信を持って投げていましたね。

20日がともに延長のダブルヘッダーで318球、21日が95球、この3試合を413球で一人で投げ抜いたことになります。すごいわ。

上野の「孤独なマウンド」には、一昨年の早実・斎藤佑樹投手を連想してしまいました。一人で投げ抜くピッチャーには、何か悲壮感のようなものが感じられてしまうものです。その点上野投手は、勝利のあと思いっきり白い歯を見せてくれて、見ているこちらを救ってくれました。

ともあれ上野投手は、レスリングの吉田沙保里と並んで今大会の日本女子で最強のアスリートだと思います。負けましたけど、もちろん柔道の谷亮子も。

テレビの解説は、連日、元監督の宇津木妙子氏が務めていました。打球が飛んだ瞬間に「入ったー」「よーし」「オッケー」などと叫んだり、「落ち着いて」「じっくり」を繰り返すだけなど、おせじにも上手い解説とは言えませんでした。

でも、優勝の瞬間には放送席で号泣・・・。実況のアナウンサーも気を遣いながら「一言いただけますか」。いかに日本のソフトボール関係者にとってこの日の金が長く辛い道だったかがわかり、こちらも泣けました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください