スペースシャトルの最終便「アトランティス」が、打ち上げに成功しました。
初めての打ち上げから30年。近年はお荷物になっていたかもしれませんが、自分の世代にとっては宇宙開発の象徴的存在でした。その意味で、旧ソ連崩壊前に生きた人間にとってスペースシャトルは、ある種「体制の象徴」だったと思います。
今後、「スペースシャトルの功と罪」といった検証報道が多く出ることでしょう。できればスペースシャトルに憧れた「元少年少女」によって、良質なドキュメンタリーを作っていただだきたいものです(国内外問わず)。
スペースシャトルを語るとき、1986年の「チャレンジャー」事故を欠かすことはできません。衆人環視の下で7人の人が木っ端みじんになる、というのは人類史において滅多にない状況ですから。
宇宙飛行士は出発前、遺書を書くと聞いています。人生を懸けた職業であり、命を懸けたミッションなんですよね。
いずれは一般人が宇宙旅行する時代が来る、などと言われています。海外にすら行ったことのない私は、さすがに宇宙に行くことはないと思いますが(笑)。
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