働くことの多様化

投稿者: | 2008-09-05

今日の産経に「NPO法人で働く若者 低賃金でも楽しい 給与、労働条件…厳しい側面も」という記事が出ていました。

まだそれだけで生活を成り立たせるのは「狭い道」であるものの、NPOで働く人は総じて仕事への満足度は高いとのこと。「正社員で働くことこそ”正規”の雇用」という古臭い観念に辟易している私としては、喜ばしいニュースです。

これからの時代、フルタイムの正社員という働き方に加えて、短時間勤務の仕事を複数掛け持ちしたり、金稼ぎの仕事とNPOの仕事を掛け持ちする、なんてこともますます一般的になって行くでしょう。そもそも正社員にしたって、「ワークライフバランス」を本気で言うなら、週休3日でいい。

単一の時点だけでなく、長い職業人生を考えれば、その時々で様々な組み合わせを入れ替えることも可能。まして夫婦で役割分担することを考えれば・・・。我々の働き方の選択肢はますます多様になっていくでしょうし、それが望ましい。「正規雇用」なるものにとらわれることが、いかに不自由な観念かわかるというものです。あるいは、日雇い派遣を禁止するのがいかに反動的かも。

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