ソーシャルメディアの利用に慣れてきて、少しずついろんなことが見えてきました。
「ハブ」とも言うべき人の存在も、その一つです。もともと有名な人がそうなるのは当然と言えば当然でしょうが、必ずしもそうでない人がソーシャルメディア上で有名になったり、影響力を持つようになたりしています。
ブログで名を売って本を出版した、という例はこれまでもありました。いずれは、ソーシャルメディア上でファンを獲得し、そこでの言論や活動で生計を立てる人が現れるかもしれません。いわばプロのソーシャルメディアハブですね。
私なりに「理想のソーシャルメディアハブ」はどんな存在の人か、考えてみました。次のような感じです。
- その人自身が、魅力的な情報やコンセプトの発信者である
- キュレーターとしても、一級品
- その人を通じて、人々の対話が盛り上がる
- 何より、人柄が良い
こうした人が、TwitterやFacebook、そして場合によってはブログを駆使して、ある種の「関心のコミュニティ」とでも言うべきものを形成するということなんだと思います。かく言う私も、できたらそんな存在になってみたいものですが。
問題は、そこにお金の流れを作り出せるか、リアルのイベントや活動につなげられるか、といったことです。その辺は、また改めて書いてみるつもりです。