野田新政権に望むこと

投稿者: | 2011-08-31

昨日、衆参両院で野田佳彦氏が首相に指名されました。

内閣そのものは2日にスタートするようですが、党役員人事に着手するなど、政権は実質的にスタートを切っています。

この機会に、「野田新政権」に望むことをいくつか書いてみようと思います。これまで私は、政権交代以来の民主党政権を支持してきませんでした。ただ野田政権については「支持できるかも」と思い始めています。何より、また首相が短期間で代わるのには、もううんざりなんですよね。

沈静化
鳩山、菅の両政権は、いろんなものをぶち壊しました。アメリカなど諸外国の関係、霞ヶ関との関係、そして国民との信頼関係。まさに荒れ野が広がっている、といった感じです。野田内閣には、これらを沈静化・修復してほしいですね。政権の方針や基盤をどっしりと落ち着けてほしいですし、これ以上我々をハラハラさせてほしくないです。

疾走
一方、経済・財政面ではスピード感を持って課題に向き合ってほしいと思います。ここまで野田氏はさんざん増税論者と見られているので、ここは意表を突く意味でも、経済成長戦略の策定・実行に重点を置いてほしいものです。その際に、経済財政諮問会議を再起動すれば、ジェスチャーとしての効果は大きいと思います。

対話
民主党内の対話はもちろんですが、官僚との対話、各界有識者との対話、国民との対話にも、目を向けて欲しいものです。まずは総理自身が記者会見などで政府の方針を自分の言葉で語ってほしいものです。メルマガとブログを継続するのは当然として、できればTwitterをやってもらいたいものです。

一方、我々国民の側も、評論家気取りで政権を批判したり嗤ったりするのではなく、建設的に「これを、こうしてほしい」という声を上げましょうよ。まずは、ブログやTwitterなどで要望を書いてみてください。

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