「終活」を取り上げた番組をめぐって

先週、NHKで終活を取り上げた番組が放送されました。

セカイでニホンGO|過去の放送(2011.09.15のところをご覧ください)

“シュウカツ”長寿大国ニホンの幸せ探し
様々な角度から、ニホンの、ニホン人の可能性を楽しく考えていく教養エンタメ「セカイでニホンGO!」第6回。今回は、世界屈指の長寿大国ニホンの「終活(しゅうかつ)」に注目。明るい遺影撮影、温泉地遺言ツアー、最期の旅路に纏う衣のファッションショーなど、人生最後の花道をどう飾るか、という活動だ。自分が亡くなる前から1本の桜の木の下の共同墓地にお参りに行き、会員同士の集まりを催して「墓友」=「ハカトモ」になり、さらには句会を開いたり、ハイキングをしたり…いずれ同じ墓に入る者同士が生前から交流するという活動もある。血縁や地縁が希薄になり、自分の選択で縁を結ぶ「結縁」の誕生だ。一方、墓参りを楽しむ「墓マイラー」なる人々も増殖中。世界のユニークな墓を紹介!普段は先祖のことなど考えないのに、年に一度は墓前で背筋を伸ばすニホン人。「墓」をめぐる新事情などから人々の心根に迫る。

出演者:いとうあさこ 加藤晴彦 たかのてるこ 松本あゆ美 青井実(NHKアナウンサー)ほか

私はTwitterを横目で見ながら視聴し、世間のいろんな反応(といっても、Twitterやっている人は世間の一部にしか過ぎませんが)を目にすることができました。

まずもって、世間には「終活」などの言葉や実態が、あまり浸透していないな、というのが実感です。テレビを観た感想をつぶやくというのが比較的若い世代の人だということはありましょうが、新聞や雑誌(特に週刊誌)などをよく読む人たちでないと、なかなか浸透しないのかな、と感じました。

そして個人的には、番組で紹介されたものの多くが、大勢にあまり関係のないキワモノと言っていいような事例だということに、少し失望し、「誤解されなければ良いが・・・」と危惧を持ちました。遺言ツアーとか死に装束(エンディングドレス)のファッションショーとか。やはりテレビ番組である以上、大事でも退屈なネタより、人目を引くものの方が取り上げられやすいんでしょうね。

とはいえ、番組にゲストとして来ていた人も含め、こうしたことについて考えること、そして備えをしておくことについては、おおむね納得が得られていたようで、その点は胸をなで下ろしました。好意的でない反応としては、「新しいことをことさらに持ち上げすぎ」「今までのやり方でいいじゃん」といったものが中心でした。

ただ中に「鋭い!」と思ったものがありました。プロフィールを拝見すると、私より15歳も年下なんですが。

Twitter / @otakazu: では、私が「終活」で否定したいのは、何か? どこまで …

では、私が「終活」で否定したいのは、何か? どこまでも“個人に閉じている”点だ。「いや、自分が亡くなる前から共同墓地にお参りに行き、会員同士の集まりを催して「墓友」=「ハカトモ」になり、句会やハイキングを楽しむ人たちもいるよ」。そうかもしれない。が、楽しんでいるのは“個人”だ。

この前後のツイートを含め、この方の考え方と別のエントリーで対話してみたいと思います。私も、一部うなずくところはありますので。

番組関連のツイートは2011-09-15のTwitterログにまとめてありますが、今一度ここに収めておきます。

NHK「セカイでニホンGO!:長寿大国ニホンの“終活”」

  • RT @koji_higuchi: 2011.9.15 本日午後8時 NHK総合テレビ「セカイでニホンGO!」は「長寿大国ニホンの“終活”」です。「明るい遺影」「エンディングノート」「終活(しゅうかつ)」「墓友(はかとも)」「墓マイラー」などを紹介します。 posted at 06:45:23
  • "様々な角度から、ニホンの、ニホン人の可能性を楽しく考えていく教養エンタメ「セカイでニホンGO!」第6回。今回は、世界屈指の長寿大国ニホンの「終活(しゅうかつ)」に注目。" セカイでニホンGO|次回予告 http://j.mp/pznxxN posted at 06:47:01
  • 自分は「終活」という言葉はあまり好きではないです。趣旨には賛成、という感じ。でも変にキャッチーな言葉があるばかりに、メディアの注目が「遺言ツアー」とか「エンディングドレスのファッションショー」みたいなキワモノに向かうのだとしたら、残念。。。 posted at 08:49:18
  • 「終活」特集。ただ今、放送中。> セカイでニホンGO http://j.mp/n5Gfj8 #nhk posted at 20:02:17
  • RT @ubichupas: 就活をあきらめて終活を始めよう。 #nhk posted at 20:02:43
  • エンディングノート、紹介中。 #nhk posted at 20:06:22
  • 次はお墓の話。情報量、多いっすなぁ。 #nhk posted at 20:08:40
  • 要望の中身によっては、そうかもしれないですね。 RT @948daisuke: 死んだ後の事について、あれこれ要望を遺す事は、遺族に迷惑をかけてるんじゃないかな。 #nhk posted at 20:10:03
  • パックンが「バケット・リスト」の話を。 #nhk posted at 20:11:13
  • RT @lovemiucherry: 婚活は失敗wに終わったあたしだが、もっと歳を重ねたら終活してみたいな~。 #nhk posted at 20:12:06
  • 墓マイラー。 #nhk posted at 20:14:38
  • RT @gb0216: 本日覚えた新しい言葉。『終活』『エンディングノート』『墓とも』『墓マイラー』……明るくブームだそうです。 posted at 20:16:35
  • RT @1976pizza: 終活だって 話したいのに 葬式どうするとか 家族がのってこないのさ(*´∇`*) posted at 20:18:11
  • 世界一陽気な墓は、ルーマニアに。詩とカラーイラスト。すごく、華やかなお墓・・・。 #nhk posted at 20:19:45
  • RT @negitoro801: 痛墓とか出てきそうな勢いだww #nhk posted at 20:21:20
  • チベットの鳥葬まで・・・。 #nhk posted at 20:23:56
  • たかのてるこさんとは同世代ですわ。あとでチェック。 #nhk posted at 20:26:46
  • アメリカの記事をきっかけに「イエ墓」の話題へ。 #nhk posted at 20:29:02
  • RT @vostokintheair: NYタイムズの記事。ニホンの嫁が相手の家の墓に入りたくない!と反乱を起こしてる、と。そりゃそうよ。我も実家の墓に入りたいわ。知らない人と一緒なんてイヤ! #nhk posted at 20:30:21
  • 夫と結婚するのであって夫の家と結婚するのではない!という感じでしょうか・・・。私は男ですけど。 RT @dagajaga: そうかんがえる女性はそもそもなぜ結婚するのか… 結婚しなければよいだけなのではないの!? #nhk posted at 20:32:17
  • 「最期を選択する時代」 #nhk posted at 20:33:33
  • 「墓友」の話題。同じ場所に眠ることを決めた人たち(女性オンリー!)の縁。 #nhk posted at 20:37:11
  • RT @yuucean: #nhk 『血縁から結縁へ』と言うのは、すばらしいコピーだと思います。 posted at 20:39:27
  • RT @october_rush: 「終活」の極意は幸福になること。自分の死を考えると、最終的には、死ぬまでにどう生きるかに帰着する。つまり「死に方」は「生き方」ということ。以上、今日のNHK番組を視て感じたこと。 posted at 20:50:22
  • RT @Karl_Ishizawa: 「終活」初めて耳にする言葉でした。遺言、自分の葬儀、墓・・・ふだん考えないし、避けてしまうテーマだなあ。でも、確かに考えなくてはいけない問題だ。、残った者に任せるという時代でもなくなっているんだね。我が家を考えても実感できる話だった。 posted at 20:56:40
  • RT @otakazu: では、私が「終活」で否定したいのは、何か? どこまでも“個人に閉じている”点だ。「いや、自分が亡くなる前から共同墓地にお参りに行き、会員同士の集まりを催して「墓友」=「ハカトモ」になり、句会やハイキングを楽しむ人たちもいるよ」。そうかもしれない。が、楽しんでいるのは“個人”だ。 posted at 21:00:37

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