「アンチエイジング」の考え方

投稿者: | 2011-09-26

齢40を超え、以前より疲れやすくなっていることなどに「老い」の訪れを感じ始めている私です。

さて先日、NHKでアンチエイジングをテーマにした番組をやっていました。

9月 16日(金) 「老化を防げ!~アンチエイジング最前線~」

街を闊歩する、年齢よりも格段に若く見える「美魔女」。アンチエイジングクリニックで2万円の「老化を防ぐという点滴」を打つ50代男性。どうすればより若く、はつらつとした老後を迎えられるか?『サクセスフル・エイジング』は長寿社会・ニッポンで誰もが願う夢だ。団塊世代が一気に高齢者となった今、その巨大市場を狙いビジネスでも、医療分野でも様々な開発競争が始まっている。番組では『40代美魔女』のくらしに密着、さらに抗加齢学会の医師たちが行う『長寿の秘訣』を詳細に取材。どうすれば『サクセスフル・エイジング』できるのか?はつらつと生きる人たちから「老化を防ぐ」ヒントを考えた。

番組ではTwitterで寄せられた意見・感想を、随時画面上に表示していました。興味深いことに、前半では番組の趣旨そのものに疑問を投げかけるようなものが少なくなかったのに対し、後半には「感心した」「自分もやってみよう」といったものが多くなりました。前者は、途中で番組視聴から脱落した、ということでしょうか。

アンチエイジングは「抗加齢」と訳されますね。

よく誤解されがちですが、不老不死を願うような非現実的な願望とイコールではありません。そこは番組でも強調されていました。年を取るという意味での「加齢」は避けようがないが、「老化」の進行には個人差がある。それを無理のない範囲で遅らせることだ、というのです。

その老化にどの程度抵抗するかによって、アンチエイジングにも「穏健なアンチエイジング」と「過激なアンチエイジング」があると言えるでしょう。後者はたとえば、外科手術をしたり、致死リスクのあるような薬剤を服用したり、といったことがそれに当たるでしょう。後者のイメージで、穏健なものを含めアンチエイジングの一切を毛嫌いする人がいるとしたら、もったいないことだと思います。

私自身は、穏健な方のアンチエイジングには肯定的ですし、自分でもある程度取り入れていくつもりです。80歳、90歳あるいはそれ以上まで健康に生きようと思ったら、よほど遺伝的に恵まれていない限り、ある程度そうした「心がけ」はなければならないと思うからです。

ということで今後このブログでも、アンチエイジングに関連した話題がちょくちょく出るようになるかもしれません。

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