ソーシャルメディア×マイクロペイメント

投稿者: | 2011-11-03

メディアジャーナリストの津田大介氏。最近は政治的発言・活動が多く、必ずしもそれに共感できないのでTwitterのフォローを解除したりもしていた(「リスト」でツイートをチェック)のですが、この講演録は刺激的でした。

Twitterが狙うのは「送金のプラットフォーム」 – BLOGOS編集部 – BLOGOS(ブロゴス)

社会を動かすエンジンになるっていうのは、金銭が動くプラットフォームになるって事なんですね。先に結論を言ってしまうと。「ITでなにがブームになりますか」って聞かれるんですが、これから「寄付」とか「NPO」とか、そういうものがブームになる、カジュアル化していくと思うんです。寄付の時代が来ると思っていて、寄付を動かす、寄付のきっかけになるのが、行動をしているのが見えやすい人。その人に対して、善意が集まっていく、金銭的な価値もつながっていくことで、個々の活動がしやすくなっていく。それが社会を動かすエンジンになり、全ての行動をソーシャルメディアで速やかに報告し、善意をマネタイズしていく。そうすると何がいいかというと、物事の実現速度が速くなっていく。結論を言うと、おそらくTwitter、Facebookが狙ってるのは、送金のプラットフォームです。

常々、ソーシャルメディアは「共感」のメディアだと感じています。同じ思いや感覚が速やかに共有され、どんどん広がって行く。確かに寄付やNPOをそれにうまく接続できれば、「社会を動かすエンジンになる」と言っても過言ではないでしょう。

あとは、小口のお金を送金できるプラットフォームが確立されるかどうか。津田氏は、TwitterやFacebookがそれを担うだろう、と予測するのです。プラットフォームとしては他に、スマートフォンのOSを手がけるGoogleやApple、ドコモ・KDDI・ソフトバンクといった携帯電話のキャリア、そしてネットで既に実績のあるPayPalといったところも候補に挙がります。もちろん、新興のベンチャーが一気に市場を支配する、なんてことも考えられます。

ともあれ、共感が原動力になってGDPの何パーセントかに相当する額のお金が動くようになれば、確かに社会は変わるでしょう。人々の価値観が変わり、行動が変わり、そして社会の「主人公」が変わると言ってもいいでしょう。政府と民間営利企業が支配していた世の中から、個人やNPOがどでかいことを成し遂げる世の中に(ちょっと図式的に過ぎるかもしれませんが)。

津田氏は講演の終わりの方で、次のように呼びかけています。

今、コミュニケーション革命が起こっています。TwitterやFacebook、Google+、何でもいいです。やってない人はやってください。どんな形でもやったほうがいいと思います。かつて主義主張で、24時間縛られるのがイヤだと偉そうに言って携帯電話を持たなかった人が、今は99%持ってます。ソーシャルメディアはいずれ、誰もが持たなければいけないものになっていくと思います。

まず、この講演録を読んでください。そして、ここにあるように、自分に合ったソーシャルメディアを見つけて、使い込む(私の場合は、ブログとTwitterの組み合わせが一番向いていました)。そして、自分も参加者になってください。見ているだけじゃなく、動く人に・・・。

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