アンジェリーナ・ジョリーが葬儀屋に!?

投稿者: | 2011-12-02

映画の役の話ではありません。本気で、やろうと思ったことがあるのだとか。

アンジェリーナ・ジョリー、女優業がうまくいかなければ葬儀屋になっていた – シネマトゥデイ

アンジェリーナ・ジョリーは祖父が亡くなったあと、葬儀屋になることを真剣に考えたという。 若いころに最愛の祖父が亡くなり、葬儀に参列したアンジーは、葬儀全体に不満を持ったとのこと。「エキセントリックで暗くて不思議に聞こえるかもしれないけど、祖父の葬儀に大きな不満を覚えたの。人がどのように亡くなるか、家族がその死にどう対処するかは、もっと違う方法で行われるべきだと思った。女優としてうまくいかなければ、葬儀屋になろうと思っていたの」とニュースマガジン番組「60ミニッツ」のインタビューで語った。

「60ミニッツ」、以前は地上波(TBS系列)でも見ることができたんですけどね。かえすがえすも残念。

と、それはさておき、彼女の言葉にとても興味を覚えました。上記引用の他に、記事では次のような以前のコメントも。

「若いころ、お葬式に行って、その人の人生、生きたことが十分に祝福されていないと感じたの。わたしならもっとうまくやれると思った。だから学ぼうと思って、14歳のころに通信教育で資格を取る勉強をしたわ」

短いコメントですので、彼女が祖父の葬儀で実際にどのようなことを感じたのか、また自分ならどんな葬儀にしてあげたいと思ったのか、細かいことはわかりません。ただ生前のことを良く知る者の葬儀に立ち会い、「こんなのは、違う!」と強烈に感じたことは確かなようです。

彼女ほど感性の豊かでない我々一般人も、同様の不満を感じているのではないでしょうか。葬式が要るとか要らないとかいった議論はどうでも良くて、今の葬式の何が不満か、もっと良いお別れをするためには何が必要か、そして自分自身はどんな送られ方をしたいのか、といったことについて、もっともっと率直に語り合うべきなんだと思います。

その意味で、アンジェリーナ・ジョリーのこの発言は、味わうに値するものだと思います。できれば、この点についてもっと詳しく聞いてみたいですね。

さてアンジェリーナ・ジョリーといえば、夫のブラッド・ピットともども様々な慈善活動を積極的にしていることで有名です。「ブランジェリーナ」などと言われたりしますね。ブラッド・ピットはつい先頃、50歳で俳優から引退すると言ったとか言わないとかで話題になりました。今後もこの夫婦の言動には、注目して行きたいですね。

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