遺言情報局が目指すもの

投稿者: | 2005-12-17

しょっぱななんで、少しロマンを語ります。
遺言情報局は、次のようなことを目指しています。


遺言することを普及させる
まずは、これ。できるだけたくさんの人が遺言を書くようになれば、と思っています。当面は、お年寄りの半分くらいが目標。だけど行く行くは、若い人にも書いてほしいし、一生に何度も書き直してほしい。ってことで、年間にのべ1千万人が書くくらいにまでなるといいな、と。

遺言を通じて、自己への気づき、家族との対話を促進する
民法に則った遺言の最大の目的は「紛争予防」です。でも私的な遺言はそれ以外の効果もある。それが、自己への気づきや家族との対話が促されるということです。遺言をよく知るものとして、遺言する人がこうした効果を最大限発揮できるよう、どんな形でもいいからお手伝いできればと思います。

死にまつわる新しい動き(=自己決定の流れ)を促進する
具体的には、尊厳死やホスピス、自由葬・手づくり葬、自然葬などが念頭にあります。こうした新しい動き、私は基本的に好意を持って見ていますので、遺言を通じてそれらを推し進めることができたらいいですね。

遺言関連ビジネスを振興する
遺言には各人の想いを自由に盛り込んでくださいと言っている以上、そこには今後予想も付かないようなサービスのニーズが生まれてくるかもしれません。すべて私のところでそれに対応するつもりは毛頭ありませんが、できればその多くをプロデュースする立場でありたいと思っています。目安は関連ビジネスの規模を、1兆円以上にすること。結構この部分、野心的かも。。。

遺言を通じて「志」が継承される社会を実現する
究極の目的はこれです。自分について遺言するのではなく、志を次の世代につなげるために遺言する。それが私の理想とする遺言です。まあそう言っても、遺言するほどの志を持つ人が少ないのでは話になりませんから、志を持って生きる人が多くなることがそれに先立たねばなりませんが。微力ながら、私もそうした流れを推し進めるために働きたいと願っています。もしかしたら、こうした私の志自体、遺言として次の世代に託さなければならないかもしれませんね。

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