遺言キーワード第一弾が完成しました。

投稿者: | 2005-12-18

遺言にまつわる「ちょっと気になることば」を解説する遺言キーワード。今日、第一弾の11項目が一応の完成を見ました。


個々の項目についてはこれからも加筆・修正を重ねるつもりですし、しばらくしたらまた別の用語をキーワードの列に加えるかもしれない。ということでの「第一弾」です。

さてその第一弾で取り上げたキーワードは、以下の通りです。簡単なコメント付きでご紹介します。

エンディングノート
遺言が広範囲に普及するとしたら、エンディングノートが突破口になるのではないかと思っています。ただ本文でも書いたように、きっかけとして利用するのはいいですが、これだけ済ますのはもったいないですね。

家族葬
「義理」で来る人を極力呼びたくない、という気持ちはわかる気がします。ある面で寂しい世相かもしれませんが、これも仕方ないでしょう。

変り種遺言
これはキーワードとは言い難いですね。個人的な思いいれから書いた文です。いずれは項目自体を見直すことになるでしょう。

自然葬
個人的には、樹木葬に魅力を感じています。まだ簡単な記事しか書いていませんので、ここの項目は今後飛躍的に充実させますよー。

寿陵
墓地・墓石の業者は割とアピールしていますが、一般にはあまり知られていないんじゃないでしょうか。その意味で、ここで取り上げる意義はあると考えました。

生前契約
私自身単身者ですので、こうしたサービスの必要性は痛いほど理解できます。信頼できる事業者がいくつも現れて、日本社会に定着して行ってほしいものです。

生前予約
葬式にあまり過剰に「こだわり」を盛り込むのは、美しくないという意識を持っています。ただ他方で、参列した人がしんみりと故人を偲べるような「いい葬式」のあり方は、自ずと常識的なところに落ち着くものだろう、とも思っています。

尊厳死
自然葬と並んで「自己決定」に関わる最も重要なトピックスです。ちなみに私は、20代のときすでに尊厳死協会に入会、尊厳死の宣言書(リビング・ウイル)を常時持ち歩いています。

手元供養
これも割と最近知った言葉です。個々のアイテムは以前からある程度承知していましたが。自然葬と並行して普及していきそうな予感を持っています。

ペットと遺言
私自身はペットを飼っていませんが、飼っている人にとっては大問題でしょう。「遺言の題材」のコーナーに入れてもおかしくないのかもしれません。

ホスピス
山崎章郎氏の「病院で死ぬということ」にいたく感動してホスピス運動に関心を持ちました。在宅ホスピスやスピリチュアルケアについては、さらに研究を深めていきたいものです。

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