死について学ぶ「カリキュラム」

投稿者: | 2012-02-09

先の「生涯学習と死生学」というネタにからんで、私ならどんな内容の学びを組み込みたいか、アイデアを書き連ねてみます。

「いのち」「死」がテーマの作品を鑑賞する
これだけでも、かなり「やりがい」がありそうです。映画にドラマ、詩・小説。そして私としては絵本もおすすめです。こうしたものを各自味わい、互いに感想や意見を言い合えば、死生観を養うのにとても役立つでしょう。

模擬葬儀・模擬遺言
ワークショップっぽい内容で行くなら、これでしょうね。「自分のとき」あるいは「一番身近な家族」の時、どうされたいか、どうしてあげたいかを具体的にシミュレーションする。頭の中で抽象的に考えているだけでは見えてこないもの、味わえない気持ちが出てくるはずです。

「いのち」「死」をテーマに詩やエッセイ等を書いてみる
これは万人向けではないかもしれません。でも上の「模擬」と並んで、取り組むに値する手法かと。辞世の句を詠んでみる、なんているのも良いかもしれませんね。

現場の人の話を聞く
これは大きく分けて二種類あります。プロの職業人の話を聞くのと、体験者・当事者の話を聞く。前者だとたとえば、終末期医療に携わる医療者、介護施設職員、葬儀社社員などが考えられます。後者ではがん患者やその家族、あるいは事故や犯罪で家族等を喪った人など。もちろん、「クラス」の仲間で死にまつわる体験談や思い出を語り合うのも、良いでしょう。

生命倫理のトピックについて学び、議論する
臓器移植、生殖医療、終末期医療など、医療の進歩によって様々な論点・トピックが登場しています。まず何が問題になっているかを学び、それについて自分なりの意見や立場をまとめる。グループに分かれてディベートしてみるのも良いでしょう。

哲学や宗教を学ぶ
鵜呑みにするのは感心しませんが、「こういう考え方もある」ということを知るのは、自分の意識や考えを深めるのになにがしか役に立つはずです。

各地に高齢者向けの「サロン」が設けられています。茶飲み話やゲーム的なものに興じるのもいいでしょうけど、上記のような「やわらか死生学」にも取り組めば、結構盛り上がるのではないでしょうか。あとは、健康づくりとか認知症予防もそうですけど。

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