【再録】顧客満足を「保証する」ということ

顧客満足保証という考え方、というか商売上のシステムがある。平たく言えば、「ご納得いただけなかったらお代はお返しします」というヤツだ。アメリカでは通販会社を初めとしてこれをポリシーとして打ち出しているところが少なくないと聞く。

世の中の大きなトレンドの一つが、消費者へのパワーシフトであろう。以前は生産者に翻弄され、時には金をむしりとられる存在に過ぎなかったが、今では「お客様は神様」が大げさな標語でなくなりつつある。客に十分な価値を提供し、一定の満足を勝ち取れなければ、存続さえ許されないような、厳しいがまっとうな経済社会が実現しつつあるわけだ。

世のすべての事業者が、顧客満足保証を販売制度に組み込むようになることを望みたい。サービスや商品によって顧客に価値を提供し、満足させさらには感動させることが、ビジネスの存在する意味だ。提供者がどれだけ手間や時間を掛けたかなど、客にとってはどうでもいいことなのである。厳しい消費者こそが事業者を鍛える。我々は、もっと口うるさく怖い消費者であっていいはずである。不満足に甘んじることなかれ。特に、教育、医療、行政、住宅などにおいて。

※この記事は、2004-02-03に「起業家日誌」へエントリしたものです。

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