政治に、次に望むこと

投稿者: | 2012-06-30

消費税増税の法案が、衆議院を通過しました。

参議院の審議を残すものの、まずは大きなステップを通過した、と言えるでしょう。今後政局は、解散を濃厚に意識しながら展開するものと思われます。

各党は、次の総選挙に向けた準備に余念がないことでしょう。候補者の選定や資金の準備、団体の締め付けなども結構ですが、やはり政策面でどんな「旗」を掲げるか、に最注力してほしいものです。民主党の「マニフェスト」は惨憺たるありさまですが、政策本位の選挙・政治という理念そのものまで水に流してしまうと、日本の政治は底なしのニヒリズムに堕ちていく気がしますので。

さてこのブログでも何度も言っていますが、これからの政治には「高齢化への対応」を最優先にしてほしいものです。それも「負担が増える」といった後ろ向きなものではなく、社会や経済を生まれ変わらせるチャンスだととらえてほしいのです。高齢化への対応と経済成長、社会の成熟をすべてかなえるようなわかりやすいビジョン・見取り図を示してほしいのです。

細部については現場で国民が各自動かして行くことと思います。そうした「草の根」の活動や取り組みが猛烈に活性化するようなそんなものがほしいですね。願わくは「所得倍増計画」「列島改造論」に匹敵するようなキャッチーなスローガンと併せて。

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