鍵山秀三郎氏は、イエローハットの創業者で、現在同社の相談役を勤めておいでです。最近、氏の著した「掃除道 ~会社が変わる・学校が変わる・社会が変わる~」を読み、いたく感銘しました。このブログでも何度かにわたり紹介したいと思います。
まず今回は、氏が講演でいつも話されるという「志の三条件」。
「人が生きていくうえで最も大切なことは志を持つことだ」とした上で、その志はどんなものでなければならないか、三つの条件を挙げておられます。
1 簡単にかなえられないもの、高く遠大なものであること
2 世のため人のためになるものであること
3 達成のために粘り強く努力し、絶対に諦めないこと
まったく同感なので、特に批評がましいことは言いません。あえて付け加えさせていただくなら、自らの志について人々が語り合うことで、その志が共有されたり発展したり、受け継がれたりするなら、さらに素晴らしいことと思います。志の社会化とでも言いましょうか。
このブログのタイトルである「志の輪、広げよう。」も、そんなことを意識して付けたものです。そして安っぽいオチみたいなことを言わせてもらうと、人々が志を持って生きていける社会を実現するというのが、私自身の志なんです。