読売ウイークリー「”余命半年”どう生きるか」記事のアンケートに回答

投稿者: | 2008-10-02

ブログ「遺言ニュース」ですでに2度のエントリ、予定ではあと2つエントリを連ねるつもりです。ちょっとした「祭り」ですね。

で、当の読売ウイークリーに載っていたアンケートに、私も回答してみることにしました。38歳の自分の気持ちは、20年後、あるいは50年後には変わっているかもしれません。でもそれを記録しておくのは意義深いことだと思いますので。

願わくは、このエントリを見てくださった方も、ご自分で回答してみていただきたいものです。回答は、下記遺言ニュースのエントリへのコメントまたはご自身のブログからのトラックバックとしてお寄せください。

?【週刊誌】読売ウイークリー「”余命半年”どう生きるか」の記事から(1)

では、以下は私の回答です。アンケートなので、いつもの敬体文ではなく常体文で。なお、すでにブログやサイトで私の考えを明らかにしているものも少なくないので、当該ページへのリンクを張っておきました。興味のある人はご覧ください。

Q1 どんな手段を尽くしてでも延命を望みたいですか?

望まない。20代の頃から日本尊厳死協会にメンバー登録している筋金入りの尊厳死希望派だ。もっと言えば、人としての尊厳が保てなくなったら自殺を選ぶという安楽死希望派でもある

Q2 生きている間に「これだけはやっておきたい」ことはありますか?

ある。遺言を書く。書き物を整理する。蔵書を整理する。お世話になった人に感謝を伝える。など。

Q3 会ってみたい著名人はいますか?

いない。

Q4 同居する家族など普段そばにいる人以外で、「この人だけには会って別れを告げたい」という人はいますか?

いない。感謝を伝えたい人はいるが。

Q5 過去に行ったことのある場所も含め、生きているうちに訪ねてみたい場所はありますか?

ある。郷里の島根県益田市。

Q6 現在の仕事を今のまま続けたいですか?

体力の続く限り仕事を続けたい。生涯現役が理想。

Q7 人生最期の瞬間は、できれば自宅で迎えたいですか?

いいえ。場所には特にこだわりはない。病院で結構。願わくは、家族に看取ってほしい。

Q8 遺言を残したいと思いますか?

残したい。法的遺言(自筆証書遺言)、尊厳死宣言、自ら提唱する自由遺言を3点セットで。

Q9 遺品や遺産の取り扱いについて、何らかの要望はありますか?

ある。遺産については、半分を公益に寄付した上で、残りは(いれば)妻や子に、常識的な配分で。蔵書については、売却して他の愛書家の手に渡ることを希望。思い出の品については、個別に指示する。

Q10 葬儀に関して、あなたの希望にあてはまるものはどれですか?(あてはまるもの全て)

葬儀は親族など身内だけで済ませたい。香典・供花は辞退したい。無宗教形式で執り行いたい。葬儀では自分の好きな音楽を流したい。

葬儀は直葬プラスお別れ会でお願いしたい。お別れ会については、招待者、式次第などについてあれこれ希望を書いたものを残しておくが、家族の判断で削ったり加えたりしてもらって構わない。あくまで主人公は遺族だから。あと、ネット上に私の書き物を保管・公開してもらいたい。未来に「同志」が現れるかもしれないから。

Q11 自分の遺骨をどこかに散骨したいと思いますか?

いいえ。樹木葬でお願いしたい。場所は、いずれ決める。家族が望めば、遺骨の一部を手元供養するのは差し支えない。

(回答終わり。)

一般の人よりこの手の話題には深く首を突っ込んでいるので、考え方が過激な面があるのは否めません。でも内心では、ゆくゆくは私と同じような考えの人が増えるだろうと、根拠なく自信を持っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください