昨日、オリックス・バファローズの清原和博内野手が引退しました。清原とは3つ違いで、もちろんPL学園高校時代から注目していましたから、感慨は並々ならぬものがあります。
さらば番長…清原 引退試合でむせび泣き(デイリースポーツonline)
清原の野球人生については、PL学園時代と西武時代は「輝かしい栄光」、巨人時代とオリックス時代は「ケガとの闘い」という印象があります。相当な意欲を持って取り組んだ「肉体改造」については、マイナス面が多かったんじゃないかなぁ。科学的な検証を待ちたいですね。
結局、シーズンでは一度もタイトルを取れず「無冠の帝王」で終わりましたが、通算成績はやはり立派なものです。というか、ケガなく安定して出場できていれば、記録はもっと伸びただろう、と。そんなことを思わせるくらい、清原はスゴいバッターでした。
数字で見る清原は「希代の大打者」(MSN産経ニュース)
歴代5位の通算525本塁打、6位の1530打点は現役最高。通算打率は・272ながら、日本プロ野球史上、清原以外に2000安打、500本塁打、1500打点を達成したのは王貞治(巨人)、野村克也(西武)、門田博光(ダイエー)、落合博満(日本ハム)、張本勲(ロッテ)の5人だけ。清原が球史に残る大打者だったことは間違いない。
サヨナラ本塁打、サヨナラ安打と、オールスターの通算打点・通算得点・通算塁打が歴代1位。通算三振と通算死球が歴代1位。いずれも、清原らしいですね。
キャラ的にもプロ野球選手としても、清原和博はスーパースターだったと思います。それにしても、節目節目でよく泣いた選手でしたね。昨日の引退セレモニーでも、大泣きしていました。何と言っても、1987年、巨人との日本シリーズで試合中に見せた涙が一番記憶に残りますが。
23年間、お疲れさまでした。
清原和博 – Wikipedia
語り尽くした キヨ50分会見…あのストレートを空振りして あ、終わった(スポーツ報知)
清原和博 引退あいさつ全文(SANSPO.COM)