絵手紙と通じるものがありますな。ビジュアルと言葉のセットで、味わいが深まる。いや、もっとぶっちゃければ、セットになっていることで、それぞれが低レベルでも、それなりに様になる。それが素人にとって敷居を低くする、と。
【ひと】森村誠一さん 奥の細道写真俳句紀行に挑む – MSN産経ニュース.
「300年以上前の俳聖を相手にまともに挑んでも勝負にならない。芭蕉が持っていない現代の感覚で迫りたいですね」
「写真を付けると、抽象性が高くて説明不足だった凡句も引き立ってみえてくる。(カメラ付き)携帯電話を持っていれば誰でもすぐできる手軽さも魅力でしょう」
「小さな部分を膨らませていく小説とは対照的に、俳句は凝縮の文芸。寝技ではなくパンチ力のある打撃技といってもいい。引き締まった文章を書く勉強になりますね」?
これはかなり普及しそう。もともと俳句自体、庶民が詩を作るという世界的にも希少なジャンルですが、写真俳句で俳句人口の維持・拡大にも寄与するかもしれません。