2月1日は、テレビ放送が始まってちょうど60年目だったそうです。
NHKや日本テレビが多くの特番を組んでいましたね。
私が物心ついたとき、家にはすでにテレビがありました。テレビから学んだことは、本から学んだことに負けないくらいたくさんあると思っています。その意味では私も「テレビ世代の子」の一人であることは間違いありません。
ただ、この5年10年を考えてみると、ネットに接触している時間が圧倒的に長くなり、テレビの存在感はかなり小さくなったと感じます。地上波のデジタル化に伴い、パソコンにチューナーをつなげて見るようになりました。今の私にとってテレビは、パソコンのアプリケーションの一つ、という感じですね。
ただそれでも、テレビ無し生活をしようとは思っていません。スポーツ、アニメ・ドラマ、ドキュメンタリーなど、まだまだ「観たい!」と思う番組はそれなりにあるからです。また、大きな事件や事故、災害などの時にも、テレビニュースで映像を観たい、というのはありますよね。
そしてもう一つ。多くの人(特に中高年)にとってテレビの影響力や存在感はまだまだ相当なものがありますので、「私はテレビを一切観ない」というのは、大げさに言えば世間に逆らって生きると言っているようなものかと思います。日がな一日テレビばかり観ている生活というのも虚しいものですが、テレビを一切観ない生活、というのもそれはそれで味気ない気がします。