どの分野でも言えることではないかもしれませんけど、「日本一を目指す!」というのは、やる気をかき立てる目標だと思います。
「**県でトップ」では迫力がないし、「世界一」は現実味がない。ということで、日本一というのがそれなりに意味があって、しかも十分野心的な目標なんじゃないでしょうか。
このときのコツは、それに人生懸けているというような人が、全国に数十人から数百人といった分野の選定・設定を行うこと。数万人とかそれ以上の母数があるのでは、トップを目指すのは至難の業。一方、数人の世界では、マイナーすぎて価値がありません。
上で「分野の選定・設定」と言いました。選定はともかく、設定には違和感を感じる人がいるかもしれません。メジャーな分野の中で、それなりに意味のある範囲で「専門分野」を決める、といったところです。ボクシングや柔道が体重による階級に分かれているのをイメージしていただくと、分かりやすいでしょう。
ライバルたちともそれなりに顔の見える関係の中で切磋琢磨していく。それが、人の成長を促進するんだと思います。