コンサル料は成功報酬で

投稿者: | 2008-10-16

名目はどうあれ、コンサルティング的なサービスは今後ますます増えていくでしょう。各分野で知識や情報が増殖し、高度化していくのに合わせて、専門外の者にはそれを活用するのがますます困難になっていくからです。

かく言う私も、実態はまだ伴っていませんが「遺言コンサルタント」を標榜しています。そんな私の信念。コンサルティング料は成功報酬で。

コンサルティング料って、今は一般に成果物をつくるのにかかった時間や労力を元に算定されることが多い。でもクライアントにはそんなの知ったこっちゃないんですよね、本来。そういう意味で、今のコンサルティング料は全く顧客本位じゃないと思います。

クライアントの求める問題解決や質向上の期待に応えられたかどうか。それだけが、コンサルティング料算定の基準になるべきだし、コンサルティング料を支払う根拠にもなるんじゃないでしょうか。

「コンサルティング料は成功報酬で」という原則を貫くなら、コンサルティングのあり方はどう変わるでしょうか。まず、成果が見込めない仕事や成功がはっきり定義できない仕事は、受けられなくなるでしょうね。あと、成果を見きわめるにはある程度の時間が必要ですので、支払いはかなりの後払いとなります。着手金や実費の先行請求といったものはアリ、でしょうね。最後に、コンサルティングを提供する側の実行意識が格段に違ってくるでしょう。これまでは言いっぱなしでも金になっていたのが、これからは実行が伴ってこそ、という風になるんですから。

ともあれ、私はできる限りこの原則に従うようにすることを、ここに誓います。

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