芸の肥やし

「芸の肥やし」というと、芸人が不品行の口実として使うのが通り相場ですが、今の私は知識労働者すべてに求められることじゃないかと思うようになっています。

それはこういうことです。何らかの専門分野でプロとしてやって行くとき、ある程度までは「掛けた時間×集中度」でスキルや知識の進歩を図れますが、ある程度のレベルから先は、木で言うと幹の太さや根の深さに例えられるような「土台」がないと、成長が止まってしまうんではないか、と。

若い頃から、意識的にいろんな人生経験を積む。あるいは、優れた芸術・文芸作品に親しむ。そしてもちろん、周囲の人々と関わる中から、様々なことを学んでいく。

しっかり芸の肥やしを仕込んだ人は、人生の後半期にますます豊かな仕事をするようになるんじゃないでしょうか。もしそうなりたいなら、「これは”芸の肥やし”になるだろうか」という選別の目を、モノに人間関係に作品に、常に働かせるべきです。


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