「**千人看取りました」という豪語

終末期医療に携わる医師や看護師のプロフィールに「これまでに**人を看取る」と書かれていることが、よくあります。

当人が言い出したのではなく、出版社・編集者に勧められてというケースも多々あることでしょう。でも記載されている以上は、本人も承知済み、ということだと思います。

営業マンが「**件の契約を獲得」とか、プロ野球選手が「**本のヒットを打った」というのと違って、看取りの数が多いことを自慢のように語られるのは、嫌な感じがしてしまいます。当人はそんなつもりはなく、数多くの出会いと別れを経験したことに対する自負心のような気持ちなのでしょうが。

また、同業者(?)などに侮られないための予防線という面もあるかもしれません。場数を踏んでいる人は、そうでない人よりも発言に説得力が出てくるのは、事実ですから。

ただ医療者でない者としては、「死者はあんたの踏み台かよ」という気がしてしまうのです。実際その医師に診てもらった人の家族・遺族であれば、なおさらなのではないでしょうか。一方でその医師に対して感謝の気持ちを持っていたとしても、それはそれ、これはこれとして。

些細なことと言えば些細なことですが、上記のようなプロフィールをそれこそ何十回も見てくると、さすがにウンザリしてきますし、一度言っておきたい、という気持ちになったんです。こんな風に感じているのは、私だけすかね?

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