電子書籍時代、図書館はどうなる?

専門性のある図書館以外は、事実上、無料の貸本サービス機関となっている図書館。

そんな図書館は、書籍の大半が電子化された形で流通する世の中になったら、どう役割を変えるのでしょうか。あるいはそもそも、図書館というものが存続できるでしょうか。

次の記事を見て、改めて考えさせられました。

雑誌のバックナンバーを電子化して図書館で貸し出しって、こりゃ駄目だろ – 世界はあなたのもの。

雑誌のバックナンバーを一人が貸し出ししているときは他の者が閲覧できない、と紙の本と同じルールを強いられることに怒っておいでです。それはごもっともです。できること(つまり電子データは同時に複数の人が閲覧可能)を、「大人の事情」でできなくするわけですから。

ただこれを考えて行くと、やはり電子書籍を図書館で貸し出しできるようにするというのは、紙の本とは違ったルールでないと成り立ちそうにありません。もっと言えば、図書館が今のような図書館のままでいられるかどうかも、疑問です。

電子書籍になれば、コンテンツ自体にいろんな許諾の差を設けることが可能です。そうすれば今のDVDや何かと同じように、一週間の間だけ100円で見ることができる、なんて仕組みをつくれば良いですよね。そして低所得者の人(と、学生・児童)には、別途クーポンのようなものを「現物支給」すればいいんじゃないでしょうか。

こうなると、物理的な場所としての図書館、そしてそこで働くスタッフはほとんどが用無しになりそうです。ただし、市民の知的活動を支援する機関やサービスは新たに生まれるかもしれません。できればそれは、NPOを含めて民間の事業者であってほしいものです。政府や自治体がすべきは、そうした事業者のサポートがせいぜいじゃないでしょうか。


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