ソフトウェア開発者でファイル共有ソフト「Winny」の制作者としても知られる金子勇さんが、この6日に亡くなりました。42歳でした。
Winnyの功罪や彼の天才ぶりについては別途考えたいのですが、ここで注目するのは彼の年齢です。1970年・昭和45年生まれなんですね。私と同い年。
以前は有名人の年齢ってあまり意識することがなかったんですけど、Wikipediaを検索すれば生年月日や出身地が自動的に表示されますので、どうしてもそこを見てしまいます。
私の年齢だと、世間的に知られる活躍をしているのは芸能人やスポーツ選手にほぼ限られます。でも中には、金子さんのように若くして天才の名をほしいままにする学者や技術者もいるんですね。
他に有名どころでは、テニスのクルム伊達公子選手、野球の谷繁元信捕手、将棋の羽生善治氏などが「同い年」で、常々その活躍を誇りに思っているところです。
Wikipediaのおかげで、有名人の年齢を知るのは容易になりました。これにより、同い年の人に励まされたり、刺激を受けたりということはこれまでより増えてくるのではないでしょうか。これまでも学校時代の同級生はそういう対象だったでしょうが、それがもっと広範囲で起こると考えられます。
差し当たり私の年代では、常識では考えられないくらい長く現役を続ける人や、その分野の常識を覆して「天才」と呼ばれる人が、まだまだ出そうな気がしています。
参考リンク：
Category:1970年生 – Wikipedia