「アンパンマン基金」ができるのなら

投稿者: | 2013-11-08

先月亡くなったやなせたかしさんの遺産は、数百億円に上ると言われます。

作者の死後も、作品そのものはもちろんキャラクターとしての使用などにより毎年数億円の収入があることでしょう。奥さんはすでに亡くなっていて子供もいないということなので、その遺産がどう使われるかは、ちょっとした関心をよんでいます。たとえば、こんな記事。

アンパンマン基金を設立できないでしょうか? : アゴラ – ライブドアブログ

そんな氏の生前の生き方を考えると、もし相続先のない遺産やキャラクター版権などがあるとしたら、お腹の空いた人や子どもたちのために活用する基金ができないものかと考えてしまう。「アンパンマン基金」あるいは「やなせたかし基金」として長く社会貢献活動に役立たせることができれば、「お腹が空いた人にパンをあげたい」というやなせ氏の遺志が形になるのではないだろうか。

もちろん、遺産相続人が遺言により指定されていれば、その相続人次第ではあるが、無指定のまま国庫に入って名前の残らないお金になったり、キャラクター使用量も出版社や玩具メーカーが無料で使用して全て企業の利益にしてしまうことは、あまりにもったいない気がする。

「アンパンマン基金」、素敵な名前ですね。お金の使い道だけでなく、キャラクターとしてのアンパンマンを活用して寄付を呼びかけることができれば、かなり永く続く基金になるのではないでしょうか。そしてそのことは、アンパンマンの作品寿命を伸ばすことにも役立つはず。

私なりに、基金の理想的な使い道を考えてみました。

  • 絵本などを通じて子供の教育をはかる活動への支援
  • 子育てするママ、パパへの支援
  • マンガ家の卵を支援
  • パン屋さんの開業・業務拡張支援

第三者がこんなことを勝手に考えるのは、余計なお世話です。でもアンパンマンに限らずこうした夢のある基金がたくさんできて、社会貢献の輪に多くの人が自然に加わっていけるようになったら、素晴らしいことだと思うんです。

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