お寺の可能性をさぐる・その2

投稿者: | 2006-01-30

前回は「お寺は、人々が公的なものに参画する際の受け皿であるべき」ということを述べました。今回からはそれを受けて、お寺にやってもらいたい事業や活動を挙げてみます。


寺といったときに強く連想されるものの一つが、「寺子屋」です。お寺は学びの場として機能することができるのではないでしょうか。もちろん学校でもいいのですが、それ以上に大きな可能性を持っているのが、地域のカルチャーセンターのようなものになることと、人々が仏教に親しむ際の窓口となることです。

カルチャーセンター
お寺であれば低料金で済むでしょうし、地域の身近なところに大人の「学びの場」があれば、そこがコミュニティの起点になりえます。私がイメージしているのは俳句などの文芸や、書道、茶道などの稽古事あたりですが、もちろんそれに限りません。お寺でダンス教室、なんていうのもなかなか乙かもしれませんね。

仏教の窓口
お寺の本質的な機能ですから、当然のことです。写経がずっとブームであるのを見ても、仏教的なものに親しみたいという欲求は、広く日本人の中にあると思うんですね。でも既存の寺はそれをうまく掬えていない。お寺の活性化策はいろいろありましょうが、この点を蔑ろにして邪道に走っていては、どんなものも一過性に終わるしかないでしょう。

お寺の可能性をさぐる・その2」への4件のフィードバック

  1. 現実・・・

    SECRET: 0
    PASS: 2f7b52aacfbf6f44e13d27656ecb1f59
    こんにちは、キーパーズです。
    TBさせてもらいました、宜しくお願いいたします。

  2. 現実にある出来事の紹介

    僧侶もお寺も大変だ!

    今日はTVの取材が有りました。現場の撮影が終わり、合同供養の様子を撮影しようと準備をしていましたら、お経を唱えて下さる僧侶の方に「あの、ロウソクとりん棒が無いのですが?」と言われ大慌て。。。。。。スタッフが大慌てで探しましたが、無い・・・・・・無い・・・

  3. 現実・・・

    SECRET: 0
    PASS: 2f7b52aacfbf6f44e13d27656ecb1f59
    こんにちは、キーパーズです。
    TBさせてもらいました、宜しくお願いいたします。

  4. 現実にある出来事の紹介

    僧侶もお寺も大変だ!

    今日はTVの取材が有りました。現場の撮影が終わり、合同供養の様子を撮影しようと準備をしていましたら、お経を唱えて下さる僧侶の方に「あの、ロウソクとりん棒が無いのですが?」と言われ大慌て。。。。。。スタッフが大慌てで探しましたが、無い・・・・・・無い・・・

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