電子書籍時代における本との出会い方

投稿者: | 2013-11-28

紙の書籍の時代、多かったのは本屋や図書館でたまたま出会う、あとは友人・知人などに勧められるケースでしょうか。

これが電子書籍中心になるとどうなるのか。ここのところ、そんなことを考えています。

まずは、キーワード、ジャンル、著者などを登録しておくと、新刊の発売を自動的に通知してくれる仕組みができるでしょうね。キーワードやジャンルは、ある程度細分化されたものでないと、紹介される書籍が多すぎてさばききれなくなるでしょうが。

次に、これまでもあったことですが、書籍の中で参考となる著書、あるいは次に読むのを勧める著書が挙げられることでしょう。電子書籍は購入→入手が容易なので、紹介された書籍を買う可能性は高いと思います。書籍一点ごとの価格が値下がりしてくれれば、なおさら。

そして、人工知能のようなものを駆使して、当人のこれまでの購買履歴・読書履歴からお勧めしてくれる機能、さらには似たような好みを持つ人の購買履歴・読書履歴からお勧めしてくれる機能も、さらに進歩を遂げるでしょうね。もちろん特定人物をいわば「フォロー」して、その人が読んだ本をできるだけ読むようにする、ということもあるでしょう。SNSのおかげで、そうした情報が流通しやすくなっていますし。

これだけ出会いの道筋が整備されると、「読みたい本が無い」という状態はありえないでしょうね。ボトルネックとなるのは、購入に充てるお金に限りがあるということと、読書に充てられる時間に限りがある、ということでしょうか。

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