葬儀業界、仏教界を壊滅させる

投稿者: | 2008-10-27

私が遺言の普及に携わる上で目指していることのひとつが、葬儀業界と仏教界(既存の葬式仏教です)を壊滅に追い込む、ということです。

一言で「壊滅」と言っても、それぞれに対してイメージしている内容は違います。

葬儀業界については、将来葬儀なるものは今で言う家族葬や直葬が大半になり、それももっとカジュアルなものになると見ます。となれば葬儀屋の出番というのは、遺体の処置などごく限られたものになるでしょう。リストラが不可避、ですね。

一方仏教界については、葬儀や法要の際に経を読んだり戒名を付けたりして、お布施という名の料金を徴収する、というビジネスモデル(?)自体が成り立たなくなるでしょう。お釈迦様も、仏教者がそんなことに関わるのは望まなかったわけですし。

多くの人は、知れば知るほど、意識が高まれば高まるほど、人の死に際して葬儀屋や坊主が儲けていることに疑問を抱くようになります。遺言が普及すれば、死に際にまつわる様々なことについて人々が意識的に自己決定を行うようになり、結果、葬儀屋や坊主がボロい儲けをあげる、なんてことは不可能になるでしょう。

葬儀業界、仏教界の関係者におかれましては、飯の食い上げになった時のために今から備えておかれるようお薦めします。意外とすぐ先のことかもしれませんよ。

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