数日前、タレントのエド・はるみが死んだというデマがTwitterを駆けめぐりました。
それが本人の知るところとなり、一騒動。実は私も彼女にツイートしたのですが、それに対する彼女の返信が断固たる決意表明みたいな感じだったので、騒動に参加する形となってしまいました。
徹底追及します。このままでは済ませません。 RT @yuigon_info: 「冗談では済まない」というのを知らしめるためにも、警察沙汰にした方がいいのではないでしょうか。
— エド・はるみ (@edoharumiedo) 2014, 2月 23
その後、このツイートに対して「芸人なら冗談には笑いで返してみろ」というツイートが多く寄せられました。
芸人と言っても、舞台やテレビでは芸人でしょうがそれ以前に一人の人間です。「***が死んだ」というのをネタにすればそれはそれで大したものと思いますが、そうしない・そうできないからと言って、被害者である芸能人を罵倒するのはいかがなものでしょうか。そして彼女自身も別のツイートで言っているように、死んだだの何だのということは、「冗談」「ネタ」で済ませられる話ではないでしょう。
人の命に関わる話さえ、「冗談」で済ませるられるようになったら、終わり RT @DES_NY: @edoharumiedo @pegiminnh @yuigon_info 人の意見に耳を貸さなくなったら終わり
— エド・はるみ (@edoharumiedo) 2014, 2月 24
さて本件に関しては、デマを一番最初にツイートした人も問題ですが、真偽(というか、Twitter以外のネット情報源)を確かめもせず安易に情報を拡散させた人たちにも、いくらか責任があります。お笑いタレントの死亡デマというのはこれまでにもありましたので、テレビなどのメディアで公になっていない情報はまず「本当か?」と疑ってかかるのが、当たり前でしょう。
Twitterは「バカ発見器」と言われますが、「デマ拡散器」でもあります。学習能力の無いユーザーがいる限り、今回のような芸能人死亡デマは、周期的に繰り返されるのではないでしょうか。
※ただし、上記2つのツイートはそれぞれ、200~300回リツイート(≓転送)され、300回以上「お気に入り」されています。物言わぬ善良なユーザーは、直接罵倒したりデマを拡散するユーザーよりたくさんいるのも、事実です。だから私も、Twitterやめるつもりは全然ありませんし。