本を読まない大学生なんて・・・

投稿者: | 2014-02-28

そういう人がいること自体、信じられないんですが、まさか4割もいるとは。

本を読まない大学生、初めて4割超す…生協調査 : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

1日の読書時間(電子書籍も含む)を尋ねたところ、平均26・9分。全く本を読まない「0分」と回答したのは40・5%だった。同様の調査を行っている2004年以降で読書時間は最も短く、「読書ゼロ」は初めて4割を超えた。

また、毎月の書籍費は1790円で、04年と比べると680円減少している。

大学生くらいの年齢だと、「知っていること」と「知っておくべきこと」との間に差が相当あります。本を貪るように読むのでないと、知の基礎体力みたいなものは付かないのではないでしょうか。パソコンやスマートフォンを使えばネットを通じて多種多様な情報が手に入る、という言い分もありそうですが、それは言ってみればスナック菓子を食べているようなもの。血や肉となるものではないでしょう。

ただここで言いたいのは、「大学生はけしからん!」ということではありません。そもそも高校までの段階で、知への愛、知的好奇心みたいなものを育むことがうまく行っていないという問題、そしてそんな「失敗作」の学生でも大学へ行ってしまうという問題こそ、深刻だと考えます。

大学進学率が5割を超えるというのはやはり高すぎで、18歳かその辺の年齢では2~3割で上等なのではないでしょうか。他の人はより職業に直結した知識やスキルを早くから習得した方が、本人のためにも社会のためにもなります。職業人生を送る中必要性を感じたり、「学びたい!」という気が起これば、いつでも大学の門を叩けば良い。そんな社会にシフトしていくべきでしょうね。

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