「死後の世界」はあるのか

投稿者: | 2014-04-04

「プルーフ・オブ・ヘブン」という本を読みました。

アメリカの脳神経外科医が、自らの臨死体験をつづった本です。出生にまつわる物語ともからんで、読み物としてはなかなかの迫力でした。ただ「あの世」については、やはり言葉だけ、文字だけではピンと来なかったというのも事実ですけど。

日本でも、東大病院で救命救急に当たる矢作直樹医師が「人は死なない」他のこうした本を書かれていますね。私もすでに三冊読みました。日米で医師による臨死体験本、死後の世界本が出ているのは奇妙な符合に思えます。アメリカの潮流を日本が後追いしている、という面もあるでしょうが。

さてこうした本や物語に接したとき、現代日本人が取る対応は二つに分かれそうです。「そんなもの、あるわけない」と端から否定して掛かるタイプと、「あるのかもしれない」とむしろ興味を持つタイプ。あなたは、どちらでしょうか。

どちらが正しいかということは脇に置くとして、両者では死というものに向き合う態度がかなり違ってくることは予想できます。そして私の関心ある「死の準備」「生前準備」への態度も。私自身は、上記のようなスピリチュアルなものに好意的なほうです。「あるかも」というより「あってほしい」「あるはずだ」という感じに近いでしょう。そんな私では、スピリチュアルなものを小馬鹿にする人とは死をめぐって話がかみ合わないところが多々ありそうです。彼らには、支援や助言などできそうにありません。

今後死の準備に際しては、スピリチュアルなものへの自分の態度を自覚することも大切かと思います。そして私は、スピリチュアルなものを認める気がある人のためにだけ、働くことになりそうです。

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