職場の活性化に必要なこと

投稿者: | 2008-11-01

毎日たくさんのブログやニュース記事を読みます。一日に一つくらいは良記事にめぐりあいたいもの。今日(正確には、読んだのは昨日)のベストは、これ。

エリート集団が「あいさつ」にこだわった理由(ITpro)

このあいさつポジションは、同部が取り組んでいる「イキワク(イキイキワクワク)活動」の一環だという。2007年秋から取り組み始めたこの活動では、部員全員が複数のチームを作って、それぞれ「自分の考えを自然に言い合える組織を作る」「メンバー全員の日々の成長に気づき、認め合える職場にする」といった目標を掲げ、その実現に向けて様々なシカケを工夫している。いわば組織活性化のための小集団活動だ。あいさつポジションに加え、ほかの社員への感謝のメッセージを張り出した掲示板や、「私の今週のコミュニケーション度」を相互に評価し合うミーティングなどが考案され、部内に浸透している。こうしたシカケを通じて、社員同士のコミュニケーションを増やし、イキイキワクワクした職場にするのが活動の目的なのだという。

タイトルには「あいさつ」と入っていますが、それは一つの例に過ぎない。ポイントは、職場活性化の活動(同社の「イキワク活動」)に社員自らがコミットしているということでしょう。幹部がお題目を唱えるだけでは、こうはいかない。

逆に、あいさつすら徹底されていない職場があるとしたら、大問題。そんなところでは、メンバー間の協力なんて成り立ちようがありません。いくら個人として優秀な人間が集まっていようが、組織の生産性は頭打ちにならざるを得ないでしょう。

日本の全ての職場で、「イキワク活動」のような職場活性化運動が展開されるべきです。「自分の考えを自然に言い合える組織か?」「メンバー全員の日々の成長に気づき、認め合える職場か?」といった問いに胸を張ってイエスと答えられる職場は、微々たるものでしょうから。

最後にもう一カ所引用。

仕事上のちょっとした貢献を、誰かが認め、感謝のメッセージを書いてくれる。そんなことで感じるちょっとした感動が、日々のモチベーションを喚起し、「明日も仕事を頑張ろう」という気持ちにさせてくれるかもしれない。

ごもっとも。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください